地元の人しかなかなか行かない、千代田団地公園(旧千葉寺)に行って来た話2022年1月

前回書いた珍場(ちんば)神社に行った後、近くにあると言う"千葉寺跡"に行ってみようと、神社の上の方にある千代田団地に行ってきました。

ただ、団地内をぐるぐる回ってみても、寺の跡らしきものが見当たりません...。

すると、団地の真ん中にある大きな窪みの前に見覚えのある解説版が!

そこは、

「えっ?本当にここ?」

と思える場所でした。

写真で伝わるでしょうか?

千代田団地の真ん中にボコッと穴が開いたような場所があり、その片隅に解説版が立っていて、そこには次のように書かれていました。

ここ千代田団地公園から北西100mほどの住宅街に、かつて千葉寺という寺があり、「寺洞(てらぼら)」という地名も残っていたそうです。千葉寺は北条義時の子、安千代が勉学のため通った寺と伝えられています。現在、千葉寺という寺は残っていませんが、珍場神社の棟札の写しには「地場寺」という名前があり、また南江間の正蓮寺(しょうれんじ)の由来書には、慶長5年(1600)に千葉寺を移したと書かれています。

千代田団地公園解説板より抜粋

なるほど。

そうすると、ここは門前か境内にあった池なのかな?

そして、千葉寺は正蓮寺になったということでしょうか?

そして、安千代が勉強しに来ていたところだから、彼が亡くなった時に鎮魂のために珍場神社を寺の近くに建てたんでしょうね。

ん? 寺があるのに神社で祀る?

なぜ?

昔はそういう習慣があったんでしょうか?

それに、前回も話しましたけど、安千代の死因が「大蛇に襲われた」ってやっぱり納得出来ない!

やっぱり大蛇は"善児"でしょ!

...話が横道に逸れました。

千代田団地公園は、公園をぐるりと歩いて周れるようになっています。

ですが、車を停められそうな場所は、解説版の前に数台分くらいある程度で、周りは本当に普通の住宅街です。

訪れる際はお静かにされる事をおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA