"食卓"は無かったけど"守護神"がいた。伊東市葛見神社 2022年2月
伊東市の葛見神社には、
"伊東家の守護神"
と言われる大樟(おおくす)がありました。
世代ですよね...。
"伊東家の~"と聞くと、"食卓"を連想してしまいます(笑)
それはさておき...。
2022年2月6日に伊東市観光会館ホールにて行われた
「大河ドラマ鎌倉殿の13人スペシャルトークin伊東」
の観覧のため伊東市に行った時、大河ドラマの登場人物にゆかりのあるところを周ろうという事で、葛見神社に行ってきました。
伊豆の東北部はその昔"葛見庄(くずみのしょう)"と言われていたそうで、そこから名前を取って葛見神社と言うのだそうです。
葛見神社は千年以上の歴史があり、代々伊東家の保護を受けていたとのことです。
神社の近くには伊東祐親(いとうすけちか)の墓と伝えられているものもあり、その繋がりの深さを感じます。
そして、なんと言っても見どころは、樹齢千年以上と言われる大樟(オオクス)です。
幹の周りが20mもあると言うこの立派な大樟は、昭和8年に国の天然記念物に指定されています。
その独特な幹肌が、江戸時代に流行した天然痘に罹った時に出来る瘡蓋(かさぶた)のように見えるということで、疱瘡の神として崇められるようになったとのことで、木の根元には祠が祀られています。
千年もの長い間、伊東の地に根を張り続けている大樟。
きっとこれからも伊東の地を暖かく見守り続けてくれると思います。